学園について
横浜雙葉では、キリスト教の教えに基づき、生徒一人ひとりの人徳を養うことを目標とした教育が行われています。首都圏の私立一貫の女子校の中では校則が厳しく、課題の量も多いと考えられます。また、小中高を通して部活動が盛んに行われています。小学校では高学年になると吹奏楽団や演劇部に入ることができます。中高では9割以上の生徒が部活動に励んでいます。最近はオーケストラやミュージカルといった音楽系の部活に入る人が多い傾向にありますが、そのほかにも運動部や茶道部といった様々な部活動があります。部活動を通して充実した学校生活を送ることができる一方、それらと学業を両立させるのが難しくなるでしょう。
小学校や中学校では課題の提出状況を厳しく管理されるため、勉強の習慣をつける良い機会となりますが、一方で自主学習の妨げとなってしまうというデメリットもあります。
小学校受験で入学するのは約90名ですが、ほとんどが内部生を対象として行われる卒業試験を受けて横浜雙葉中学校へ進学します。中学校受験で入学した人を合わせると中高は1学年につき200名弱となり、中学1年次は5クラス、2年次以降は4クラスで授業が行われます。
大学受験に関しては、生徒の約3分の1が推薦制度を利用して大学へ進学し、残りの大半の人は早慶レベルの私立大学を第一志望として一般入試に挑みます。東京大学や国公立医学部を目指す人は40名ほどです。